猫の保護活動をしている人たちは、自分の好みなぞ全く関係なく猫がやってきます。
預かりボランティアをしているひとも然り。
真っ白いボディで~、ブルーアイズの猫だったら預かります~
なーんて人はまずいない。
(居たとしても断られるけど)
でも、私も一応好みがあります。
なぜか昔から茶系の男の子、それもデッカイ子が好き。
目の色はこだわらないけど、キリッとしたアーモンドアイに弱いです。
我が家の坊主は茶というよりベージュ?
お局ルキ姫はキジというより茶交じりの黒トラ?
ごまだれは・・・中途半端に黒班のはいった白黒。
そんな私が一目見て心を奪われたのがラブちゃん。
グレー白の小柄な女の子。
3歳ですが、2度に渡る多頭崩壊に翻弄された猫さんです。
初めて彼女に会ったのは7月の初旬のこと。
崩壊現場からシェルターに移動してまだ1週間目。
お目目まん丸で警戒しています。
押入れに置かれたダンボールの中でひたすら固まっていました。
攻撃性はまったく無く、手を伸ばすと触ることができました。
抱こうとしたらさすがにスルッと逃げられてしまいました。
シェルターには通いのボラさんが毎日来てお世話をしています。
そこで約3ヶ月間過ごし、現在は
キャットケアハウスに移動しています。
お世話をしていたボラさんが言うには、あまり人馴れはしていないとのことでした。
自分から近寄ってくることは無かったと。
私としては、ラブちゃんは決して人が嫌いなわけでは無いと確信しています。
何度かシェルターに行きましたが、
確かに近寄るとすーっと逃げてしまいます。
でも、まったく姿を隠してしまうわけではなく、
ピューッと逃げても少し離れたところからじっとこちらを見ています。
ラブちゃんが車上生活をしていたのは、まだ1歳にもならない幼い頃のことです。
当時は30匹以上の猫たちと一緒でした。
その後も残された17匹の猫と狭い部屋で1年以上暮らしてきました。
もっと愛情をかけてあげたら、安心できる場所だとわかってくれたら、
きっと心を開いてくれると信じています。
人の手の温かさを知って欲しい。
心からそう思います。
ラブちゃんは里親様が決まりました。
応援ありがとうございます。
車上猫レスキュー残された17頭
2010/10/8
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